相続前の簡単そうで、かなり難しい、高い壁。
生前の親と子の相続話。
実は、1年前、私自身、相続話を初めて高齢の母親に話したことがあります。
正直、「親の財産をあてにしているの?」と勘違いされるのではと、ドキドキしてました。
それでも、思い切って話してみました。
”身内だから”聞いてくれるものだと。
しょっぱなから「相続税が・・相続人が・・遺留分が・・。」なんて話するもんですから、母親もお腹いっぱいになって、「うちはもめないと思うよ!さあ、昼ご飯にしようか。何がえ~かなぁ。」と。
しまった!私目線でした。
案の定、終了!!もう、それからは相続の話はできませんでした。母子の会話といえども、私の手のひらは汗でいっぱいだった記憶があります。
本当に簡単そうで、なかなか難しい問題です。
実際、私の身近でも子供さんが親御さんに、「エンディングノート」を書くことを薦めました。
そうしましたら、「うちの子がおかしな宗教でも始めたのかな~?エンディングノートって何だ~?」とたいそう不安がられていました。
そうですよね。「エンディングノート」という単語を聞いた事が無いから、判断しようが無いのです。
ですので、親御さんは、それを書く必要性を感じておられないのです。
「遺言書」も同じで、イメージは分かるけど、どことなく重く感じ、書くキッカケをつかめず、必要性も書き方もよく分からず、まだまだ先の話と感じていらっしゃる方も多いようです。
それ故、現状、考えていない方が多いのではないでしょうか。
さらに、「公正証書遺言」だの「自筆証書遺言」だの、関心のない方にとりましては他人の話、宇宙語なのです。
知らないこと自体は決して恥ずかしい事ではありません。
普段、生活する上で必要ないからです。全く意識されていない事柄なのです。
では、全く意識していない親御さんに、どう相続の話をしたらいいのでしょうか?
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