前回は、全く参考にならない、私が相続話ができるようになったキッカケ話でした。
さてさて、実際はどう話したらいいもんでしょうか??
一応、私がお聞きした解決?手段みたいな方法?をシェアします。
おっ、これはというものがありましたら、ご参考ください。
・親が小学生のころ、幼いころのことを尋ねる。幼いころの話から始める。
→ できそうですね。
・親が社会人のころ、どこで、何を?つらかったこと、うれしかったことを尋ねる。
→ できそうですね。
これで話すキッカケがふえてくる。かな?
なかなか親の恋愛話は難しいかも。父母の出会い話を聞ける方は、是非、チャレンジ!
→ 意外と母、娘はできる方がいるとか・・。男はちょっと??難易度高い。
・さあ、自分の誕生ののき、自分の名前の由来は?
→ できそうですね。
・それでね。今度、我が家の記念として家系図を皆で作ろうと思ってる・・
→ できそうです。いや、やられるべきです!
・さあ、家系図(←超強力アイテム)を一緒に作ろう!
家族みんなで家族のルーツ(←超強力ワード)を知ろう!
この「家系図」作り、プレゼントしたり、家族皆で作ったり。
家族皆が見るみたいですよ。
そして、ご先祖(←超大切事項)のことを考えるキッカケにも。
”ご先祖を大切する気持ち”
ここに何かしら解決策が潜んでいるように思うのであります。個人的には。
加えて、親戚関係がわかるようにしておくと、万一の連絡にも役立ちます。
ただし!秘密の隠し子事実など・・
逆に地雷を踏むことがあります。ご注意ください。
戦争など昔の状況上、どうしても複雑な家族関係にならざるを得ない場合もあります。
どうしても家系図に載せたくない場合は、無理矢理載せる必要はありません。
ただし、相続には通用しませんので、もし、事実を知ってしまわれたら、裏家系図として残しておく必要はあるかもです。
要は何の前置きもなしに、「遺言書を書いてね!大切だから!」と言ったところで、遺言書の必要性がご理解できないから、お書きにならないのです。
セミナーで遺言書を書いた方がいいと言われても、
「確かに・・。なるほど。そうか・・。」
セミナー会場を出られる頃には、お忘れになられている可能性も否定できません。
親御さんに向かって「そんなの無責任だ!」と言われても、何が無責任なのかが分からないものです。以前の家督相続の印象が残っているかもしれません。
・「どこの銀行に預金しているのか?」、「●●保険はどこの保険会社で加入しているのか?」、「利用している証券会社はあるのか?」、「借金や保証人、連帯保証人はあるのか?」など、など。それが必要な情報なのは皆ご存じです。
でも、いきなりその部分から話に入りますと、親御さんはどう思われるでしょうか?
最悪、「オレに早く●●ということか」と誤解されるケースもあります。
・心配だから「かかりつけのお医者さんはだれ?」「日頃、どんな方とお話するの?友達は?」などを聞いておくほうが、まだ柔らかいですよね。
・「今年でいくつになるんかいね~?」、「そう、そんな歳か~。今度、こんな(相続)セミナーがあるから、一緒に行ってみようか~。(さらっと)」
→ できそうですね。
・「私(オレ)、実家にUターンしたほうがいいのかな・・。」(強烈パンチ!)
→ 子供の方に覚悟が必要です。ただ、わざわざ会社に行かなくて済む仕事の場合は、田舎暮らしで十分です。環境抜群!!過ぎまっすから。
あ~、私個人的にはFXのプロになれたら山籠もりするのに・・とついつい思うのであります(^^♪
どうでしょう。
話が進んでから、
・「(ご両親が)病気になったらどうしたほうがいい?」、「かかりつけの病院は?」
・「(戸建ての)実家って将来どうする?」
・周りの年配者の状況を話をしてみる
ちょっと難易度あがります。↓
・相続でトラブルになったケースを話してみる
・相続についてのドラマを一緒に見る。わざとらしいか・・。
・ご両親に、まずはエンディングノートを書いてもらう
このあたりから難易度はぐ~と高くなります。非常に!↓
・遺言書を書いてもらう
・相続の相談窓口などに行ってみる
上記はあくまで私の個人的な見解です。各ご家庭でいろいろな方法があっていいと思います!
ただ、今までお話してきたことは、残念ながら認知症になってしまってからは難しくなります。
そこの部分だけは頭の片隅に。
相続の話を親にするなんて、度胸もいるし難しいですけどね。初めは・・。実際。