ひとつ前にお話ししました、相続税がかかる人の割合=約8.5%の中に、ご自身がエントリーされるのか、されないのか?
要は、「うちに相続税がかかるの?かからんの?」です。
みなさん、気になるところだと思います。
私だって気になります!私はとっとと、かからないことをはっきりしときたいです!
「お金」も、評価の高い「不動産」もないからです!俗にいう「貧者」です!
本来、税の計算は、正直、税理士さんの方がお詳しいです。”相続専門”の税理士さんのHPや本などを参考にしてくださいね。すみません!
どちらかというとこのブログは、皆さんとご一緒に相続でどうしたらもめないのかを”まったり”と考えていきましょうという”てい”です。
ですから、こうしたら節税できます的な話は期待しないでくださいね!
ただ、だいたいでも「相続税」がかかりそうなのか、そうでないのかはお知りになられた方がよろしいかと思いまして、ちょっとだけ、最低限の「相続税」の計算の流れを書いておきたいと思います!
まずは「相続税」の申告・納税の大まかな流れです。そう、大まかな流れ。
さ~っと行きましょう!
<亡くなる (相続開始)>
◆3か月以内(ポイントかも!)
関係者連絡・葬儀準備 → 通夜 → 死亡届提出(7日以内・死亡診断書・市区町村長あて) → 葬儀 → 葬儀費用の領収書等の整理・保管 → 初七日法要 → 遺言書の有無確認 → 香典返し → 四十九日法要 → (納骨) → 遺産・債務確認 → 相続人の確認
相続財産がなんぼあるん?探しまくる!デジタル関係、ネット証券など!
マイナス財産(負債)探しまくる!後で判明、飛び出す恐怖の絵本だけはイヤ!!
法定相続人をはっきりさせます!隠し子おらんやろな?
●相続しない(相続放棄) → 「こんな借金、どうして払えるの!」 → 家庭裁判所に申し立て、申告・納税不要 ※まれに条件によっては3か月後でも可能な場合もあるにはあるそうです。でも、基本3か月以内です。逆に、決定したら3か月以内でも基本「やっぱり、や~めた」はできません。
●相続する → ・単純承認(プラス財産もマイナス財産も、ぜ~んぶ受け止めま~す!)、または、・限定承認(プラス財産限度内で債務支払い、(放棄者以外の)相続人全員で力あわせて!よっしゃ~!抜け駆けなしよ!))
⇓
◆4か月以内
相続人の”所得税”の申告・納付(「準確定申告」)
⇓
◆10か月以内
・遺産評価・鑑定
・遺産分割 → うち、まとまらないよ! → なら、まずは申告!一旦、法定相続分で仮に分割したとして申告・納税して、分割できてから再申告になります!
・遺産分割協議書の作成(「遺言書ないよ~!」、「この遺言書じゃ納得いかね~!全員、そうだ!そうだ!」)
・課税財産の総額を計算して基礎控除額(3000万+600万×法定相続人)
・基礎控除内に収まる → 申告・納税不要(小規模宅地特例など申告必要あり)
・基礎控除内に収まらない
⇓
・各自の納税額を計算
⇓
・各自の納税額から税額控除を差し引く
・引いたら税額なし → 申告は必要
・引いても税額あり → 申告・納税必要
相続開始からたったの10か月以内で~す!
早いですよ!
前にも言いました。
相続税がかからないからといって、もめない理由にはなりません!
ここでは細かいことよりざ~っと流れをみてくださいね!
まだまだ先は続きます!