私、田舎に住んで困ってませんので!

このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える

相続でもめないためには、どうすればいいんですか??

f:id:egaosouzoku:20200819203915j:plain


 それでは、相続でもめないためにはどうすればいいのでしょうか?

  一例としてあげさせていただきます。ご参考ください。

 

 相続診断協会の『知識編テキスト』には以下のように記載されていました。

 

 「お金の勘定」と「気持ちの感情」を整えてあげることがポイントです。

と!

 「お金の勘定」と「気持ちの感情」・・です!

 

 (1)エンディングノート

 法的な拘束力はないですが、自由に書くことができます。

 例えば、家族への思いや延命治療希望など。

 実は、相続診断協会では、このエンディングノートを推奨しております。

 「エンディング」という名前が、ちょっと・・と思われるかもしれません。

 ただ、これは●●前の「遺書」ではございません。

 

 確かに、「遺言書」のように法的な拘束力はないです。しかしながら、意外と子供さんというのは、親御さんが亡くなられた際に、このエンディングノートに書かれた内容に従われる方が一定数いらっしゃるそうです。

 ですから、「遺言書」が書けないくらいなら、せめてエンディングノートをお書きになられませんか、ということだと思います。これがあると「遺言書」も書きやすくなるかもしれませんね。

 最近、書店でも「エンディングノート」をよく見かけます。

 書店で販売されているのは、けっこう厚いです。

 

 (2)遺言

 よく耳にしますよね!

 財産引継ぎとか法的効力が生じる大切なものです。

 遺留分(法律上保障された一定割合の相続財産)に配慮して、役割に応じた遺産分割を記載するものです。

 そこで、遺産を分けた”理由”を残して、もめない遺言書を作成します。

 

 それが、「付言事項」というものです・・

 ・何を大切に生きてきたか

 ・何を守って生きていってほしいか

 を記載し、文言として残します。

 

 (3)「お金の勘定」と「気持ちの感情」

 法定相続分どおりに均等に実際は分けれない・・

 だからこそ「愛情は同じ」という言葉で「気持ちの感情」を整えます

 。

 

 「お兄ちゃんには1000万、弟くんには500万、残しますね。」

 「えっ?500万少ない・・」

 「お兄ちゃんのほうが可愛いとうことじゃないんだよ!

  親から見たら兄弟でも”役割”がちがうの!二人の”愛情”は同じなの!」

 ということでしょう。

 

つまり、もめるもとは相続に関する家族間の認識の違いかもしれませんね。

そして、突然だからこそ、皆、「えっ!」と面喰いますので、事前に家族間で話し合っておかれて、大体の方向性を示しておかれることが肝要かと思います。

 

 確かに理想論かもしれません。なかなか難しいことだとも思います。

 

「そんなことしたら、うちは逆にもめるかなぁ。」

 

 ただ、皆さん、なにも手を打たない方のほうこそ、もめているようです・・。

 

 例え家族間とはいえ、第三者がいた方が、話し合いしやすいと思われませんか。

 声の大きい人が言うことが、全て正しいというわけではありませんよ・・。