現在、コロナ禍と言いましても、グローバル時代に変わりありません。
私が中学生のころ、英語は好きだけど、海外に行くとなるとものすごく遠くて、お金もかかって、なかなかネイティブの方とお話するのは難しかった時代でした・・。
実際、当時、鳥取の田舎で”外国人”とお会いしたこともありませんでした。
でも、とにかく、海外の方と話たい!海外に出て仕事をしたい!
こんな気持ちが非常に強かったですね。
ところが、社会人になって初めに入社したのが証券会社。当時CMもやってましたね。
その会社の国際部で学校の先輩が颯爽とした姿でパンフレットに載っておりました。
確か香港支店だったかな。よ~し、オレも国際部でバリバリに活躍するぞ~!
入社してみると、いやいやいや・・もうノルマ、ノルマのノルマ漬け・・。
新人は確か7時には会社に・・、22時~23時まで働き・・精神状態ボロボロ。
「バッキャヤロー!!お前これ(ノルマを)埋めろよな!」
「ハイ! はぁ~・・」
支店長:「いい営業成績を残せば国際部に行かしてやるから!」
こんな子供だましみたいな言葉を信じて・・コツコツ、コツコツ・・。
なんとか人並みに。
人事異動の時期はソワソワ・・。国際部異動に夢を抱き!
普通、1、2年で人事異動になってましたね・・。
待つこと、半年・・、1年・・、1年半・・、2年、2年半、3年、4年、5年、6年
同じ支店にですよ!『番町皿屋敷』じゃないのよ!
おいおいおい!先輩はとっくに転勤送り出し。
後輩くんたちが次々に転勤していく。転勤で来た社員が次々にまた転勤で去って行く。
次はオレだ!結果を残してるんだから国際部だ!当然、国際部!
次はオレかな?オレだよな?国際部なんて・・。
また・・オレの名前はなかった・・。もう国内営業畑でじゅうぶんじゃ~!
同級生は国際結婚じゃなんじゃと耳に入る。●●君は海外赴任だとか耳に入る。
・・・・・
日本国内のお仕事に没頭する人生になりました。
「オレは~日本人だぁー!!」
(数十年後・・)
皮肉なモノで、今は外国人が日本に来る時代になりました。
ウチの会社にも、アメリカ人、中国人が在籍しております・・。
英語や北京語を使わないと仕事にならない場面が度々あります。
もう、今になっては、あのとき一生懸命学習した英単語の記憶なんざ、遠い遠い彼方に・・。
今は、本気で海外の方と話しだけなら、ネット上でリアルに低料金で会話できるようですね。
私も使ってます「ZOOM」とかで・・。本人のやる気次第ですね!
あ~、時代もかわりました・・・。
な~んて話をしたいわけではなく、あ~時間が無くなってきた。
ごめんなさい!前置きが長くなりました!
今日は簡単にいきます!!
相続人の方に外国籍の方がいらっしゃる場合、相続できるの?っていう話です。
こういったケースは今後増えるのではないかと思っておりおます。
結論から申し上げます。
婚姻の期間、同居の期間、外国籍・・関係ありません。
亡くなった方が日本国籍であれば、その方の相続人が外国籍といえども、日本人と同じ相続権があります。
例えば、日本国籍のおじいちゃん、や、おばあちゃんが遺言書で外国籍の相続人であるトムとジェリーに財産を遺贈できるのです。
「トムとジェリー」って・・猫とネズミだからできないか・・。えっ?どっちが猫?
例え話が古くてスミマセン!
今なら誰(何)になるんだろうか?