私、田舎に住んで困ってませんので!

このまま何もしないとどうなるでしょう!を共に考える

生前の家族の話し合い ~相続人じゃないけど1~

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相続は生前の家族での話し合いが大切!

 

なんで??

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例えば、ほんの、ほんの一例です。

始まり始まり!パチパチパチ~!

 

あるところに、長男とその妻、そして長男の父の3人で暮らしていました。

母はすでに他界しておりました。

長男の妹はすでに嫁いでおりました。

 

長男の妻(相続人以外の親族)は、それはそれは一生懸命、要介護認定の義理のお父さんの看病をタダで!(無償で)していたそうです。

なので、介護士に払うお金が不要になったので、お父さんのふところ(財産)は維持されたそうです。

 

残念なことに、長男の妻の介護もむなしく、半年後お父さんは亡くなられたそうです。

 

遺産分割で集まっているときに、長男の妻がお茶を差し出しながら・・

重い口を開きました。

 

「私は口を出す権利もないのですが・・

 あの~、私も(義理の)お父様の看病を一生懸命してまいりました。わずかばかりでいいんです。私も家族の一員だった証といいますか・・。」と、申し訳なさそうに言いました。

 

そしたら、長男の妹が

「は~ぁ!(義理の)お姉さん!あまりにもいやらしくないですか!

 第一!あなたね!そもそも相続人じゃないですよね!!」

 

長男の妻は、

「でも・・昨年(2019年)から長男の妻にも(相続人以外の親族にも)もらえるって、ラジオの相談室で言ってたんで・・。ちょっと・・」と小声で話すと。

 

妹は「そんなのありえない!出るとこ出ましょうか??<(`^´)>」とキッパリ!

 

マジ!マジ!マジ!!

そんなつもりで・・とんでもないことになっちゃった( ゚Д゚)

 

ここでようやく長男の発言です。大きな声を張り上げて

 

「みんな、黙れっ!親父が亡くなったばかりだぞ!」

 

❝ 親父!

親父はどう思ってたんだ!

亡くなってしまってからは聞けないなぁ ❞

 

こんなとき、男の役割は、ただただ大声を張り上げるしかないのでした。

 

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劇場 終わり

 

(つづく)